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評論『われ=われの哲学』

画像はオンデマンド(本)版の表紙です

安定と平穏無事の壁に守られた「場」では社会の矛盾が見えないが、理不尽に満ちた不安定な「現場」ではその本質が見える。人間は社会的・政治的関係性の中で生きているのだ。「場」から「現場」に身を置き、自らの存在価値を再認識し自覚する。「われ=われ」とは、「よりよい明日」のため、社会の問題を解決しようと互いを支え合う自立した市民の繋がりを示す新しい市民概念。冷戦崩壊直前、西ベルリンの壁ぎわから、自らの市民運動の思想を再考し深めることで辿りついた、市民の哲学。

オンデマンド(本)版

小田実全集 評論

『われ=われの哲学』

2012年1月刊行

2,700円(税別)

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『われ=われの哲学』

2012年1月刊行